女性と仕事をしていて
「この子、全然愛想無いし、仕事で上司と接する態度じゃないな」
といら立ちを感じた時はありませんか？
「でもそんなことで怒ったら嫌な奴に見られるだろうし」
「でも言うべきことはちゃんと言わないといけない気もする」
そんな葛藤で悩んでいる方も少なくありません。
これってすごく難しい問題ですよね。
仕事だし
正しい礼儀を教えることが
上に立つ人の責任でもあるし
かと言って
それを直接伝えたら
ほぼ確実に関係性が悪化してしまうけど
それは避けたい
こういう女性社員への接し方は
男性として非常に悩ましいです。
この問題を解決しようとして
「仕事なんだから態度を改めよ」
という姿勢で女性と話をすると
上手くいきません。
本当に解決したいなら
女性心理を理解する必要があります。
では
どういう女性心理を知ればいいのか
それは
女性は
「私の味方を常に探している」ということです。
「私の味方を常に探している」
女性心理が形成されていった流れについて
少しお話します。
過去何千年と歴史を振り返る中で
人々は争い続けてきました。
戦うのは主に男性です。
女性は育児や家事を行います。
女性は男性に守ってもらう立場にいました。
女性は男性に守ってもらわなければ
敵国の男にやられてしまいます。
そこで重要なのが
「私の味方になってくれる存在」です。
女性という自分や子の命を
生きながらえさせるには
襲ってくる敵から守ってくれる存在が欲しいんです。
それは何千年もの間
女性が本能で感じていたことなんです。
時は戻り現代
世は戦国の時代ではなくなっても
女性は常に自分の味方を探しています。
自分に味方がいなくなれば
自分が危険な目にあわされるのが
本能的に理解できるからです。
その為女性は
自分を守ってくれる人を信じます。
逆に
自分の敵と認識した相手の言うことは信じません。
仕事をする上で
様々な価値観の人と関わると
敵対視してくる人は必ずと言っていいほど出てきます。
そんな中で
もしこちらが
その女性の味方になっていたら
その人はこちらの言うことに
ようやく耳を傾けてくれるようになります。
職場の女性社員の態度が悪い時の対処法
前置きが長くなりましたが
ここからが
女性社員の態度が悪い時の対処法についてです。
そもそも
元も子もない話ですが
相手の態度を改めさせることは意味のない行為である
と私は思っています。
「仕事だから」
「お金をもらってるんだから」
「部下なんだから」
こういった理由は
一見正しそうに見えても
実際
相手からしたら
全く関係のない話なんです。
そんな話をしても
聞く耳なんてもってくれません。
ただ
その女性の“味方”であれば
話は違います。
まず
その女性について話を聞くことができます。
・どうして仕事中にそんな態度なのか？
・日頃何を考えて仕事をしてるのか？
など
意外と
話を聞いてみると
「ああ、それであんな態度だったんだ」
と理解できることも少なくありません。
例えば
「昔から、明るく振る舞うのが苦手で、仕事も楽しいと思ってるし、話しかけてくれる人たちも皆大好き。ただそれを上手く感情表現できなくて」
と女性が思ってることもあります。
正直、それを聞いただけで
もう態度のことなんか
どうでもよくなります。
人にはそれぞれの価値観や思い、悩みがあるんだ
と知れるだけで
納得できてしまうことは多くあります。
それでも
「いや、あの態度はさすがに」
と思ったら
その時に言っちゃって良いんです。
もうその会話を受け止めてくれる関係性ができていれば。
結果として
その女性が態度を改めるかどうか
それはその女性によります。
特定の人をこちらの都合で動かすことはできないんです。
でも
その人の味方になることで
理解もできるし
怒りも収まるし
意見も伝えられるし
相手も意見を聞いてくれる
それで十分だと
私は思います。
仕事をしていると
色々な女性とのやりとりに頭を悩ませることもあるかと思います。
色々と言いたいこともあるけど
言えないこともあります。
でも全てを我慢する必要もありません。
言える関係性を築けば
伝えたいことも伝えられます。
その関係性を築くために必要なのが
その女性に
あなたが「私の味方」
と思われるようにすることです。
これをすると
マジで色々な話が通りやすくなります。
以上
職場の女性社員の態度が悪い時の対処法
でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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それではまた！
片思い専門カウンセラー
長野秀樹
